クライアントの思いを聞きそれを一緒に形にしていく仕事
クライアントとの折衝、イベント企画運営
オレンジ・ヴォイス入社の理由は?
中学校の頃から音楽が好きで、先輩バンドのギターの人に憧れて、自分もバンドでギターをやっていました。当時はバンドブームで、音楽をやっている友達はみんなミュージシャンを目指していましたが、社会人になる時点で自分の回りには音楽一つで生活している人がいなかったため、夢を諦め、就職しました。
転機となったのは社会人3年目の頃、中学校時代に憧れていたギターの方と再会したことです。その人はギタリストからプロの作曲家に転身し、音楽一つで生計を立て夢を叶えていました。その姿を見て、ミュージシャンとして仕事をすることを諦めていたけど、音楽には色々な関わり方があるということに気づき、それが実現できるオレンジ・ヴォイス・ファクトリーに入社しました。
今やっている仕事を具体的に教えてください。
イベントの営業・企画制作・運営業務 全般です。営業としては、クライアントの想いを聞き、それを一緒に形にしていくのが基本ですが逆に、自分のやりたいことをまず形にして提案しに行く場合もあり、その場合は営業先も自分で決めます。
企画制作としてはミュージシャン、タレントやお笑い芸人の選定、ブッキング、マネジメントとの調整、現場でのコーディネートから始まり、イベント全体の演出、そして当日のステージ台本までも制作します。
進行ディレクターとしては、イベント全体の進行管理、音響・照明・技術、その他各部門スタッフへの指示、調整を行います。
仕事をする上で大事にしていることは何ですか?
常に「顧客を喜ばせるために、自分がやりたいこと・面白いと思うことを探す」ことを心がけています。僕たちの仕事は、パッケージ化された商品を販売することではありません。自分たちで企画・イベントをつくって提案し、実現する仕事です。面白いこと作り出すために、自分が面白いと思う小さなアイディア・機会を見つけ、それをどうやったら、より多くの人を巻き込んだ大きなイベントとして実現できるかを日々考えています。せっかくやるなら仕事も遊びと同じエネルギーを注いで全力で取り組みたい。自分の「好きなこと・面白いと思うこと」を仕事にできるのは、今のポジションでしか味わえない醍醐味だと思っています。
仕事を通して身についたことは何ですか?
最後までやり遂げる責任感です。自分で考えたことを、自分で実践・統括していくには、クライアントはもちろん、来場者から運営スタッフに至るまで、ありとあらゆる人に意識を配ります。またイベントの規模によっては、数千人、数万人が集まることもあり、責任感やプレッシャーを感じますが、どんな場面でも臨機応変に対応できる柔軟な思考能力と度胸も身につきました。
仕事のやりがい・楽しさは何ですか?
自分で企画したイベントに、たくさんの来場者が参加し、笑顔で「楽しかった」と言って帰られる姿を見た時が、一番やりがいや達成感を感じます。
これからの目標は何ですか?
僕は昔、ミュージシャンになりたかった。でも夢は叶わず、一旦 諦めました。そういう人は僕に限らずたくさんいると思います。ただ、音楽に携わるには色々なやり方があって、ミュージシャンとは違ったやり方で輝くこともできると知りました。 僕は今、オレンジ・ヴォイス・ファクトリーを通じて、若者と音楽と映像で地元を変えたいという思いから、TOYAMA MUSIC FORCE(トヤマ ミュージック フォース)という音楽プロジェクトの企画・運営・プロデュースをしています。アーティストを裏で支えるプロデュース業務という形で、再び音楽にかかわり仕事をしています。
かつての僕は「富山だからできない・富山ではできない」という諦めの気持ちをもっていました。でも今は、「富山だからできる・富山でしかできない」可能性を見つけ、何事にも挑戦したいと思っています。日本「初」のイベントを、東京「発」でなく、富山「初」・富山「発」でやったりもしたいですね。
TOYAMA MUSIC FORCE 公式WEBサイト https://toyamamusicforce.com